「子どもにフォニックスを教えてあげたいけど、どのオンライン英会話がいいの?」
「フォニックスってオンラインでもちゃんと学べるのかな?」
こんなお悩みを持つママさんに向けて、この記事では実際に受講した体験をもとに、3つのオンライン英会話を比較レビューします。
今回紹介するのは以下の3つ:
- クラウティ
- Kimini英会話
- QQキッズ
それぞれのフォニックス指導の内容や子どもの反応、発音の印象まで、ママ目線でのリアルな感想をまとめています。
オンライン英会話でフォニックスは教えてもらえる?

そもそも「フォニックス」って何?
フォニックスとは、「アルファベットの文字と音のルール」を学ぶ英語教育法のことです。
たとえば「C」は「スィー」と読むのではなく、「クッ」という音(/k/)として発音されることを、実際の単語(cat, cupなど)と結びつけて学びます。
この方法を使うことで、子どもは**「読めない単語を音で推測できる力」**を身につけられるため、英語の音読やリスニング、さらには発音にも良い影響を与えます。
なぜオンライン英会話でフォニックス?
最近では、オンライン英会話でもフォニックスに対応したレッスンが増えています。
- 通学せずに自宅で学べる
- 1対1でじっくり発音練習できる
- ネイティブまたは外国人講師と話す機会になる
といったメリットがあり、おうち英語の取り入れとしても注目されています。
ただし、スクールによって内容や教え方は大きく異なります。
そこで、次からは実際に3社で体験した内容を比べてご紹介します。

年長さんの娘が、この3つのオンライン英会話にチャレンジしました!
3社のフォニックスレッスン体験レビュー


ここでは、実際に体験した3社のフォニックスレッスンについて、内容や印象、子どもの反応などを比較していきます。
クラウティのフォニックス体験レビュー
クラウティでは、1レッスン(10分)で1音を学ぶ形式のフォニックスレッスンが受けられます。
受講したのは全部で3回ほど。
- アルファベット1文字(例:”R”)の音を学ぶ
- その音を使った単語(red, runなど)を発音練習
- 通し練習(A〜M、N〜Z)をする回もあり、柔軟に選択可能
【印象・気づき】
- 講師の発音をリピートするスタイルで、音源や教材は使われません
- 「TH」などの連続音も少し含まれるが、内容は基本的な単音中心
- フィリピン人講師の発音に若干の訛りがあり、フォニックスにおいては気になる場面も
【子どもの反応】
- 真面目にリピートしていたが、楽しさはあまり感じなかった様子
- 他のレッスンよりも「もうちょっと違うのがいい」と言われた
【まとめ】
クラウティは気軽にフォニックスの音に触れるには良いですが、発音の正確さや楽しさ重視のご家庭には少し物足りないかもしれません。
Kimini英会話のフォニックス(教材レビュー)
Kiminiでは、幼児コースではフォニックスの受講はできませんでした。
しかし、教材サンプルを見たところ、非常にしっかりした内容であることがわかります。
- 「Sの発音」「Fの発音」などから始まり、「SH」「CH」「Ng」など連続音にも対応
- スライドはオールイングリッシュで、視覚的にもわかりやすい
- 音→単語→文 というステップ構成で、体系的にフォニックスを学べる
【印象】
- スライドが整理されていて、読みやすくテンポも良い
- 音の種類や順序に意味があり、理論的に学べる印象
- ネイティブ音源ではないが、発音は比較的安定している
【注意点】
- 幼児(年長〜小1)の受講は難しい可能性あり
- 小学校中学年以上か、すでに英語に慣れている子向け
【まとめ】
Kiminiの発音教材は中〜長期的にしっかり学びたい子向け。
レッスンは受講できなかったものの、内容は信頼できそうです。
QQキッズ「Magic Phonics」の体験レビュー
QQキッズでは、「Magic Phonics」という専門コースが用意されています。
こちらは1回(25分)でA〜Zの音を2つずつ学ぶカリキュラムです。
- 1回で「A・B」など、アルファベット2文字の音を習得
- 発音練習→単語→文章→簡単な読解へとつながる構成
- 全72レッスンあり、段階的にステップアップする仕組み
【印象・気づき】
- スライドはオールイングリッシュだが視覚的にとてもわかりやすい
- ゲームやクイズ要素があり、25分でも飽きずに楽しめる
- 発音はクラウティ同様フィリピン人講師だが、明瞭な話し方で聞き取りやすい先生も多い
【子どもの反応】
- 「ゲームみたいで楽しい!」と、他よりも前向きな姿勢
- 長時間になっても集中力が持ったのは、レッスン内容の工夫のおかげ
【注意点】
- Magic Phonicsは通常より25ポイント多く消費(=受講コストが高め)
- すべて受講するには時間とコストがかかるため、希望の内容だけ選んで受けるとよい
【まとめ】
QQキッズは「楽しくしっかりフォニックス」を学ばせたい家庭に最適。
ボリュームと工夫があり、内容面では非常に満足度が高いです。
フォニックスに向いているスクールはどこ?


3社それぞれのフォニックスレッスンを体験・比較してみてわかったのは、
お子さんの年齢・性格・目的によって「合うスクール」が違うということです。
ここでは、どんなご家庭にどのスクールがおすすめかをまとめます。
ネイティブのような正しい発音を重視するなら…
→ KiminiまたはQQキッズ(発音が明瞭な講師を選べるQQキッズ)
クラウティの講師は親しみやすさはあるものの、
フォニックスでは発音のわずかな違いが大切なので、発音に敏感なママには気になる点も。
Kiminiは受講できなかったものの、教材の構成は非常に体系的で、
正しい音と文字のルールを段階的に学ぶのに適しています。
QQキッズも、講師により多少ばらつきはあるものの、
比較的発音がきれいで、「聞いてまねる」が自然にできる環境があります。
楽しさやゲーム要素を求めるなら…
→ QQキッズのMagic Phonicsが最適
「フォニックスって楽しい!」という入り口を作るなら、QQキッズがおすすめ。
スライドやクイズ、ミニゲームがあり、飽きやすい子どもでも夢中になる要素が詰まっています。
料金をおさえて気軽に試したいなら…
→ クラウティ
発音の面で不安はあるものの、10分レッスンで気軽に取り組めるのは大きなメリット。
フォニックスにそこまでこだわらず、「まずアルファベットに親しんでほしい」段階の家庭には十分です。
【まとめ】
目的 | おすすめスクール |
---|---|
正確な発音と理論的な学習 | Kimini or QQキッズ |
楽しく進めたい・ゲーム感覚重視 | QQキッズ |
気軽に始めたい・短時間が希望 | クラウティ |
おうち英語で「フォニックス」を学ぶことの大切さ


今、日本の英語教育は大きく変わりつつあります。
中学から始まっていた英語が、いまは小学校から必修になりました。
でも実際には、「フォニックスを小学校でしっかり学ぶ」と思っていたら…それは違いました。
小学校でも中学校でも、フォニックスはほとんど教えられていないのが現状です。
なぜなら、学校の先生自身がフォニックスを教えるための知識や時間を持っていないからです。
だからこそ、おうち英語でフォニックスを学ぶことは、子どもにとって大きな意味があります。
おうちでは、子どものペースで、無理なく、じっくりフォニックスを学ぶことができます。
これはまさに、英語習得の近道だと私は思っています。
私は今も英会話教室を運営しており、これまでに多くの小学生にフォニックスを指導してきました。
実際に教えてきた経験から言えるのは、フォニックスを学んだ子どもは、英語の「読む・聞く・発音する力」の伸びがまったく違うということです。
この記事を読んでくださっているママさんには、ぜひ
「英語の最初の一歩」として、フォニックスをおうち英語に取り入れることを心からおすすめします。
まとめ|フォニックス習得は目的とお子さんの性格で選ぼう
「どこが一番いいか?」というよりも、
「うちの子に合っているのはどれ?」という視点で選ぶことが、フォニックス成功の鍵です。
フォニックスは正しく学べば、英語の「音」と「文字」のつながりが自然に身につき、
その後のリーディング・リスニング力に大きな差が出てきます。
- 正確な発音を重視するなら:Kimini or QQキッズ
- 楽しく続けたいなら:QQキッズ
- 気軽に始めたいなら:クラウティ
- 体験レッスンを通して、お子さんの反応を見るのが一番の判断材料!ト
各スクールとも、無料体験レッスンが用意されています。
ぜひ実際にお子さんと一緒に試してみてくださいね。



それぞれ合う合わないもあるので、3つとも体験してみるのをおすすめします。
体験は、無料ですから。
じっくり選ぶのがいいと思います。
\ 今すぐ無料体験してみる /
▶ [クラウティ公式サイトへ]
▶ [Kimini英会話公式サイトへ]
▶ [QQキッズ公式サイトへ]
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