「うちの子、まだ6歳だけど英検5級に挑戦できる?」
そんな声を最近よく耳にします。
確かに英検5級は初級レベルで、正答率60%前後で合格できることもあり、「早いうちにチャレンジさせてみようかな」と思うママ・パパも増えています。
でも、本当にそれでいいのでしょうか?
20年以上子どもたちに英語を教えてきた立場から、率直にお話しします。
目次
6歳でも英検5級は合格できる?

合格だけなら「できます」
- リスニング力が高ければ合格ライン(850点中419点)に届く可能性はあります。
- 実際、帰国子女や日常的に英語に触れている子どもは6歳で合格するケースも。

英語のYouTubeばっかり見てるうちの子、リスニングは得意かも!
正答率60%での合格は本当に意味がある?
✅ 合格したけど…伸び悩む子をたくさん見てきました
▶︎「リスニングだけで合格」
▶︎「並び替えや三人称単数の文法は全部捨ててる」
▶︎「単語だけで乗り切った」
こういった“ギリギリ合格”の子どもたちは、次のステップ(4級・3級)で壁にぶつかることが本当に多いです。
▶▶CHECK:「英検って意外と簡単じゃん」→ 舐めてしまうと、その後がつらくなる!
筆者の意見:理想は小3での英検5級チャレンジ


英検5級は「中学1年生レベル」。
小3なら読解力や論理的思考も育ってきて、文法の基礎も理解できる時期です。
小学校3で5級合格 → 小学校6で3級を目指せる!
【理想のパターン】
- 小学校3年生 → 英検5級
- 小学校4年生 → 英検4級
- 小学校5〜6年生→ 英検3級(面接もある)
しっかり基礎を固めておけば、スムーズにステップアップできます。
それでも6歳で受けさせたいなら?やるべき学習法


1. フォニックスで音から学ぶ
- 英語の読み書きの土台
- アルファベットの音(例:Aは「エイ」でなく「ア」)
→ 【 フォニックスとは?年長〜小3の子どもが英語を読めるようになる学び方ガイド 】
2. 単語はカードとゲームで楽しく
- 単語カードやアプリで視覚的に覚える
- 無理に書かせるより「発音重視」
3. 過去問&アプリで形式慣れ
- リスニングは過去問・アプリでたくさん聞く!
- 長時間ではなく、毎日5〜10分でも継続を
→
英検5級の出題形式と得点戦略


セクション | 出題内容 | 対応のコツ |
---|---|---|
リスニング | 英文の聞き取り(会話・説明) | 音声シャワーで慣れる/絵付き問題で練習 |
リーディング | 語彙・文法・並び替え | 並び替え問題は「捨て」でも可 |
究極の対策は、三単現のsも、並び替えも後回しにして、とにかく音と単語重視でリスニングで点数を取る!
保護者ができるサポートとは?


- 英語を「勉強」ではなく「遊びや生活の一部」にしてあげる
- 間違えても「大丈夫だよ!」と声かけを
- 合格だけを目的にしない雰囲気づくりが大切
まとめ|6歳で合格は可能。でも「しっかり学ぶ」方が価値がある
- 英検5級は合格だけなら正答率60%で可能
- でも本当に意味のある学びにするなら、「急がない」ことが大事
- 理想は小3での合格 → その後もスムーズに英語が続けられる!
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▶︎ 【小学生でもできる!英検5級のすすめと合格までの流れ】
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