「6歳でも英検5級って受けられるの?」
「まだ早すぎない?」「でも早く始めた方がいいのかな…?」
そんな悩みをお持ちのママ・パパへ。
私は、これまでたくさんの子どもたちを英語教室で見てきました。
結論から言うと、“合格は可能です。でも――
その合格、意味ありますか?
この記事では、英検5級を6歳で目指すことの現実と、子どもにとって本当に価値ある学習の進め方をお伝えします。
6歳で英検5級は「受かるだけ」ならできる。でも…

実際に、6歳で英検5級に合格する子もいます
- 帰国子女や、4歳ごろから英語環境で過ごしている子
- リスニング中心で得点を稼ぐ戦略的な対策をした場合
でも、その「合格」に意味はある?

リスニングだけで点を取って、文法や読解は“捨てる…。それって本当の英語力につながるの?
現実には、こうした方法で合格する子もいます:
- リスニング問題を何度も繰り返す
- 単語だけを暗記する
- 並び替え問題や三人称単数は「教えない」=捨てる
→ このやり方で、合格点(約60%)は取れます。
ですが――
合格した子どもが「英語って簡単じゃん!」と思ってしまい、
その後の学習を軽く考えてしまうことがあります。
また、ギリギリで不合格だった子は、
「ぼく、英語ダメなんだ…」と、自信をなくしてしまうことも。
英検の合否が、“英語へのモチベーション”を左右するのは本当です。
だからこそ、「合格のさせ方」がとても大事なのです。
私が思う理想のペース|6歳から英語スタート、小学3年生で合格がベスト
私はこれまで、数えきれないほどの子どもたちを英語の現場で見てきました。
その経験から、自信を持って言えるのがこの考えです:
「6歳から英語をスタートして、小学3年生で英検5級に合格」
これが、子どもにとって無理なく、かつ“本物の力”を育てる理想のペースです。
年齢・発達段階に合った力を、じっくり育てる3年間
- フォニックスを通じて、“読める”ようになる
- 毎日の生活に英語を取り入れて、“聞ける”耳を育てる
- 単語や簡単なフレーズが“話せる”ようになる



焦らず、じっくり。3年後、“自信を持って受験できる”子に育てましょう!
6歳から英語を始めるなら|やっておきたい3つのこと
【H3】1. 遊びながら英語にふれる
- 英語絵本、英語の歌、フォニックスアプリ
- 英語ごっこ遊びで「使う体験」を
2. フォニックスで“読める力”を育てる
- 文字と音のルールを知ることで、自分で読めるようになる
- 「オックスフォード・フォニックス・ワールド」などの教材もおすすめ
3. リスニングは毎日の習慣に
「意味がわからなくても耳が慣れる」ことが大切
英語アニメや英検のリスニング音声を毎日5分でOK
学習時間は短くてOK。毎日ふれることがカギ!
「勉強」ではなく「習慣」にすると、自然に力がつきます。
筆者の意見:理想は小3での英検5級チャレンジ
英検5級は「中学1年生レベル」。
小3なら読解力や論理的思考も育ってきて、文法の基礎も理解できる時期です。
小学校3で5級合格 → 小学校6で3級を目指せる!
【理想のパターン】
- 小学校3年生 → 英検5級
- 小学校4年生 → 英検4級
- 小学校5〜6年生→ 英検3級(面接もある)
しっかり基礎を固めておけば、スムーズにステップアップできます。
ママが教える?それともプロに任せる?2つの選択肢
6歳から英語を始めるとき、ママ自身がサポートするか、外部に任せるかで悩む方も多いです。
ママが一緒に学ぶスタイル
- 毎日5分でも「一緒に英語タイム」
- 簡単な英語絵本やアプリでOK!



ママ自身が英語を楽しんいると、子どもも英語を好きになりますよ!
忙しい方はオンライン英会話もおすすめ
- 英検5級対応コースがあるスクールも増えています
- 毎日または週3回など、“短時間・高頻度”での英語習慣作りに最適
→「初心者ママ向け|年長〜小3向けオンライン英会話の選び方&おすすめ2選」
まとめ|焦らず、でも確実に。“本物の力”を育てよう
6歳で英検5級に「受かる」ことはできます。
でも、大切なのは受かり方”と“その後の英語力です。
・無理な詰め込みで合格しても、その先に続きません
・英語にふれることを日常にして、「聞ける」「読める」「使える」力を育てること
英語は長い旅。合格より大切なのは、“英語が好き!”という気持ちと、学ぶ習慣。
その土台を、今の年齢からコツコツ築いていきましょう。
1. フォニックスで音から学ぶ
- 英語の読み書きの土台
- アルファベットの音(例:Aは「エイ」でなく「ア」)
→ 【 フォニックスとは?年長〜小3の子どもが英語を読めるようになる学び方ガイド 】
2. 単語はカードとゲームで楽しく
- 単語カードやアプリで視覚的に覚える
- 無理に書かせるより「発音重視」
3. 過去問&アプリで形式慣れ
- リスニングは過去問・アプリでたくさん聞く!
- 長時間ではなく、毎日5〜10分でも継続を
→
英検5級の出題形式と得点戦略


セクション | 出題内容 | 対応のコツ |
---|---|---|
リスニング | 英文の聞き取り(会話・説明) | 音声シャワーで慣れる/絵付き問題で練習 |
リーディング | 語彙・文法・並び替え | 並び替え問題は「捨て」でも可 |
究極の対策は、三単現のsも、並び替えも後回しにして、とにかく音と単語重視でリスニングで点数を取る!
保護者ができるサポートとは?


- 英語を「勉強」ではなく「遊びや生活の一部」にしてあげる
- 間違えても「大丈夫だよ!」と声かけを
- 合格だけを目的にしない雰囲気づくりが大切
まとめ|6歳で合格は可能。でも「しっかり学ぶ」方が価値がある
- 英検5級は合格だけなら正答率60%で可能
- でも本当に意味のある学びにするなら、「急がない」ことが大事
- 理想は小3での合格 → その後もスムーズに英語が続けられる!
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▶︎ 【小学生でもできる!英検5級のすすめと合格までの流れ】
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